4話あらすじ
第一週4月7日(木)「常子、父と約束する」
※以下、ネタバレがありますのでご注意下さいm(__)m
昭和5年師走
師走となり西洋紡との取引も決まり大忙しの遠州濱松染工。しかし竹蔵ととは核で倒れ休んでいる。
学校からの家路を急ぐ常子と鞠子。家に帰るとお医者様が診察に来ていて、「心配ないよ静養すればきっと良くなる」と言ってくれたのだが、不安な表情を見せる君子かか。
昭和6年正月
元気よく羽根つきをする三姉妹。竹蔵ととと一緒に遊びたいと部屋でも出来るかるたを始める。
はりきる君子かかに大人げないなぁという表情を浮かべる竹蔵とと。常子の名前の由来は百人一首にありました。
小橋家女性陣の名前の由来
●常子 百人一種の短歌に由来
世の中は 常にもがもな渚漕ぐ 海女の小船の 綱手かなしも
世の中の様子が常にこんな風に変わらないであって欲しいものだ。波打ちぎわを漕ぐ漁師の小船が陸から綱で引かれているこんなごく普通の情景が切なく愛おしい。常に変わらずあって欲しいという願いを込めて常子
●鞠子
生まれた時に鞠のようにぷくぷくと丸く太って生まれたので鞠子
●美子
朝方ようやく生まれた時見た朝焼けが美しかったから
●君子 百人一種の短歌に由来
君がため 春の野に出でて若菜つむ わが衣手に雪はふりつ
昭和6年4月
容体が悪くなった竹蔵ととは家の中で完全に隔離した生活を送る。食卓も別になってしまった。
まだ幼い美子は一緒に食べたくて仕方が無い。そんな美子の気持を考え竹蔵ととはふすま越しにしりとりを始める。
感想
ついにととが結核にかかってしまいました。
あんなに元気そうだったのに、昨日のととの言葉はこの事を予期していたのかな。
常子と君子かかの名前の由来は百人一首だったんですねぇ。粋でかっこいいなと思いました。
あさイチうけ
しんみりスタート
さくらも丁度今日の雨でちっちゃうねぇと現実と混同しているヤナギーでした。