6月25日のNHK「助けて!きわめびと」は『大人の色気を磨きたい』完結編!という事でφ(^∇^ ) メモメモ
前回の内容はこちら♪
今回もきわめびとは美容家のIKKOさん
大人の色気きわめ旅2日目
Bさんを連れて、IKKOさんがやって来たのは、『時代布と時代衣装 池田』さん!
大正~昭和時代の貴重な着物を取り扱うお店。
IIKKOさんが心の師とあおぐ、着物コレクターだった故・池田重子氏が作ったお店。
時代布池田 公式ホームページ ~アンティーク・リサイクル着物・婚礼衣装レンタルのことなら池田重子のお店へ~
着物が用意されており着付して頂く事になったBさん。嬉しさで笑顔になるが・・・。池田屋店主から「嬉しいな、だけじゃなくて、あっどうだろうか?もう一人自分がいて、どう見えているだろうとちょっと頭にのぼられると、ちょっと見方がかわる・・・」とアドバイスを受ける。
着物を着ると自分の見方が変わる
着物に着替えたBさん。まるで別人のようになりました。
これまでに無い表情を浮かべるBさんウソのように落ち着いた大人の女性に見えます。
IKKOさん:着物切るとどういう感じ?
Bさん:元気!元気!前に前にというのじゃなくて、控えめにおしとやかに・・・。
IKKOさん:はんなりした感じになるのよね。
Bさん:歩き方とか自然と女性らしく歩ける感じ。
IKKOさん:綺麗に着付けして歩くと、本当にこれがとても不思議と歩き方まで上品になるんですよ。
こういう自分もいたんだ、奥ゆかしい自分が内にいたことに気付いたBさん。何も教えなくてもおしとやかに笑えるようになった。
女性にとって着物は魔法
IKKO流色気の極意
自分が酔わなければ 人を酔わせられない
師匠である池田さんが残した言葉
「自分が酔う」とは?
IKKOさん:酔いすぎてはいけないけど、『好きになる』という『酔う』とうい事がとても重要。『酔う』という事の意味合いの深さを間違えない様に受け止める事が重要。
三宅裕司さん:役者の世界でも本当に同じなんですよね。すっごいバカな事をする爆発力を抑えていった時に演技に色気が出てくるとよく言われる。
大人の色気きわめ旅最後の夜
IKKOさんがBさんを旅館に誘いました。
宮本家 いろりで田舎料理が食べれる古民家 / 秩父の温泉旅館
IKKOさんがずっと気になっていた事、それは仏のBさんと言われる明るい笑顔。笑顔が問題ってどういう事?
IKKOさん:イエ~ってやっていたというのは私はダメだと思う。家だけじゃなくって色んな所で、そういう事が起きてるんだとしたらそこを変えなきゃダメだと思う。色気の前にやらなきゃいけないのはソコ。
Bさん:相談したきっかけは、女性らしくなったらダメなんじゃないかな?と思うようになって、笑ってごまかして、へらへらしちゃって、しみついてきてる。すごい腹黒いんです。悲しいとか怒ってるとかそういう感情を表に出すのはすごく苦手で、感情を見せると相手にどう思われるんだろうって・・・?
IKKOさん:私も同じだった。気を使えば使う程、歯車が狂ってしまう。優しさって慣れて棲まわせてしまうと、今度は小バカにするようになる。だけどメリハリ。まず一呼吸置いて「笑ってごまかすのはよそう」と思えばいい。今の納得した顔、悲しんだ顔、色んな顔があるから。
大人の色気とは?
色んな苦しい事が来た時に乗り越えて行くものが悲しみではなく哀愁に変わった時に、ああ素敵な人だなぁと思う。(Bさんは)もともと笑顔ですから、両方が存在するようになってメリハリになって彼女は相当素晴らしい人になっていくんではないかなと思います。
IKKOさんがBさんのはなむけに送った言葉は?
『幕締め 感じる』
色気を磨く感じる心は年を重ねても育てられるはず。
大人の色気って何だろう?その答えを探す旅を通して磨かれたのは知らぬ間に錆かかっていた感じる心。
大人の色気を探して旅を始めたのだが、一般的に想像するメイクをしたり、オシャレをしたりというのとは違って、心をさらけ出し見つめなおす旅となった。
Bさんを見ていて思った事は、自分は感情的な人間でそれを人にぶつけてしまう真逆なタイプでBさんの気持ちは分からないのだが、むしろBさんの知人みたいに、知らず知らず、無意識のうちに誰かを小馬鹿にしてるんじゃないか?っていう事に気が付きハッとしてしまった。
自分の周りにいるいつも明るく笑顔が絶えない友達も、もしかしたらBさんみたいに、無理して笑っているのだとしたら・・・。
あと一番いいなと思った話は、三宅裕司さんがおっしゃっていた、爆発力を抑えていった時に演技に色気が出てくるって所で、これは何の世界でも同じかと思う。常に100%いや120%の力を出そうと頑張りがちだが、100%の努力をしたとしても、出すのは80%ぐらいにした時にカッコいい何かがあるのかな?と思えました。