朝てれびゅー

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【ひよっこ】感想 あらすじ 朝の連続テレビ小説~テレビレコメンドを色々と♪

NHK「あさイチ」クレジットカード不正利用!狙われているのはアナタ!

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ネットショッピングの時の支払いはやはりクレジットカードが便利という事で使ってますよね。日のNHK「あさイチ」はクレジットカードの不正利用という事でφ(^∇^ ) メモメモ。

狙われるクレジットカード

ネットショッピングを利用しているYさん。明細で見るのはいつも合計金額だけ。たまたまその月はいつもより少し高額な保険のお金を余分に払っていたのでいつもより明細を細かく見た。そこで、目に止まったのは1,436円という請求。「何だろう?」と思っていたら次の月にも5,000円の請求が、支払先は普段も使う大手ネット通販会社の名前。しかし利用した覚えはありません。おかしいと思ったYさんはすぐ電話でカード会社に連絡。連絡さえすれば大丈夫と考えていた。ところがそこでは解決せず。言われたのは「家族が使ったのでは?」「ネットショッピングの会社にも問い合わせて下さい。」家族は使ってない。今度はネットショッピング会社に電話。すると分かったのは何者かがYさんのカード番号、有効期限、セキュリティコードを使い取引上は正しく決済されていた。利用はネットサービスの登録料。Yさんが使って無い事を証明するのは難しかった。警察署に相談。そこで言われたのはYさんは被害者になれない。直接被害者にあたる対象はカード会社とインターネット会社Yさん自身が被害者という立場ではないという説明を受け、被害届は受理出来ないという話だった。クレジットカードの引き落としをされるまでは「被害者」は「カード会社」になる。Yさんは被害届を出せない。Yさんはカード会社とネットショッピング会社とやりとりを続け5000円は不正と認めてもらえたが、1,436円分は60日間という保証期間が過ぎてしまい、認めてもらえなかった。これ以上の事は何も分からなかった。

誰が何の目的でどのようにこういう事をしたのかは全然分かって無い。何処からカード情報が漏れたのかも分かっていない。

不正を証明するのに大切なものは利用明細。

ショッピングサイトで買い物した場合ショッピングサイトの名前しか書かれず分かりづらい.。最近はメールで購入した履歴が来るクレジットカードもある。

クレジットカードの闇

●驚きの手口!なぜカードの情報が出回っているのか?

お会いしたのはセキュリティコンサルタントのMさん。ネット上でカード情報が売買されている実態を実際にサイトを見ながら教えてくれてましたが、絶対に探さないで下さいとの事でした。

簡単に個人のカード情報が閲覧出来る事実に瀬田宙大アナも素で表情険しくなる。

●身近にあるカード情報を抜き取られる可能性

  • ガソリンスタンド:支払いの際にカードを受け取った店員がカード番号を読み上げ胸ポケットに入れたICレコーダーに録音していた。日本国内のケースで300枚位のカード情報が盗まれた可能性がある。
  • コンビニ:支払いの時に店員が機械の調子がおかしいと言って店の裏に行き、カード情報を書きとられていた。
  • ハッキング:企業でハッキングによる情報漏えい
  • フィッシング:メールが届いて偽サイトに誘導される
  • ウイルス:パソコンにウィルスを送り込まれる。ブログ・航空会社・旅行会社等のHPに仕込まれている場合がある。

 潜入!24時間体制のクレジットカード会社セキュリティルーム

130人あまりのスタッフがカードの不正利用は無いか24時間体制で監視をしているクレジットカード会社のセキュリティルーム。まず、コンピューターの監視システムが全ての取引をチェック。システムが怪しいものを検知するとアラームで知らせ人の目で確認。不正の場合一旦カードの利用を停止する。

ケース1・・・イタリアで高額な時計を購入しようとしている→高額なのでセキュリティシステムが作動→不正利用と判明

ケース2・・・最近増えている判断が難しい小額のケース。480円の買い物が30秒ごとに数十件続く。オンラインゲームの課金の取引で1日に2~3件ずつの不正を続けてくるパターン。最終的には日ごろの利用状況と照らし合わせ不正の可能性がある場合、直接利用者に連絡する。

ケース3・・・突然インターネット上の海外(イギリス)のサイトからの取引が急増している場合。問い合わせの結果、不正使用が判明。

ケース4・・・深夜の時間帯に50回近く1200円位の取引が発生。合計10万円の利用。問い合わせの結果、不正使用が判明。

セキュリティ部門責任者によると、万が一身に覚えがない請求がありましたら、すぐカード会社に連絡をするのが一番。明細をこまめにチェックする事が重要。

 

不正利用者が配達先に指定するのはアパート等の空き部屋。宅配便の再配達システムを利用し、住人の様に宅配便を受け取る。

以前は電化製品や高級ブランド品が狙われていたが、最近は基礎化粧品や粉ミルク、サプリメントといった日用品が狙われるようになった。粉ミルクは海外で人気があり、3~10倍位で転売出来るのだとか。この企業で昨年発見出来た不正利用は72億円分。

 

カードについて不正利用をされた場合

カード会社に連絡しカード利用を停止し、カード番号を含めて変更してもらう。

 

今すぐできる不正利用対策

カード通の菊池崇仁さんが登場。持っているカードは53枚。

菊地 崇仁 All About

通も実践!不正利用を防ぐコツ!

●パスワードの作り方

同じパスワードの使い回しをやめる。良く使うパスワード+[サイト名orよく買うもの]だと覚えやすい※カード情報やパスワードを記憶させずに毎回入力する

●できるだけスマホの使用を避ける

偽サイトにアクセスするリスクを避ける。スマホだと画面が小さく偽サイトだとより分かりづらい。

●補償内容をネットでチェック

不正に使われてしまった時に付く補償や保険はカードごとに違う。「(カード名)+不正利用」というキーワードを入れて検索すれば補償内容が出てくる。

 

カードの達人に聞いたカードの使い方Q&A

Q,ウェブ明細は面倒。紙でいい?

A,ウェブ明細がおすすめ。出来るだけ早く明細が見れるので購入の記憶があるうちにチェックが出来る。

 

Q,サインと暗証番号どっちが安全?

A,暗証番号がおススメ(ICカード)ICチップにデータが暗号化されて格納されているので安心。だが、お店によってはカードを切ってもらうしか仕方が無い場合も有る。

 

Q,カードはステータス限度額が上がるのは良い事?

A,限度額が上がると被害額が大(めやすは月の利用額の2倍)高額の買い物がある場合、一時的に限度額を上げる事も出来る。

 

Q,夫のカードを使っても大丈夫?

A,本人以外は不正利用になる。その場合保障されない可能性も。家族カードの場合はOK。

 

Q,カードの数は少ない方がいい?

A,1枚・2枚に絞った方が良い。不正利用が発見されやすい。補償がしっかりした物を選ぶ。

 

Q,知らない番号からの着信で、調べたらクレジットカード会社からの電話でした。何かの勧誘かと思い無視してしまいましたが、不正に関しての問い合わせの場合留守電に残してくれたりしますか?

A,基本的には電話がつながらない場合、留守電に残すようにしているが、留守電になっていない場合、郵送で連絡するようにしている。不正利用の問い合わせでかかって来ているのか勧誘でかかって来ているかは出てみないと分からない。

 

Q,1400円が覚えの無い履歴でカード会社に電話したらネットショッピング会社に電話してほしいと言われ、不正を防止するのに、ネットで使っているIDやパスワードも凍結して使えなくなると言われた。

A,一回とられた情報は再度被害にあうケースがあるので、カード会社に連絡し利用停止してもらい、カードの再発行をしてもらう。カード番号・セキュリティ番号も変えてもらえる。

 

Q,販売員ですが、カードの裏面に署名していない人が多く、署名をするよう案内すると、「裏面に署名して拾われたら、署名と同じサインで使われる」と逆ギレされます。カードの裏面に署名せず、不正利用された場合どうなりますか?

A,必ず署名しないと、いけない。規約上の義務。署名をしていないカードを不正利用されてしまうと、カード会員の責任となり補償を受けられない。何も書いて無いと、犯人が適当にサインを書いて使われてしまう。

 

Q,4月にカード限度額いっぱいに不正利用されました。インターネットの買い物、盗難、紛失一切していません。

普段カードを使うのもテレビショッピング1か所とカード系列のスーパーでのセルフレジ(自分でカードを通して支払いする)の2か所だけです。一体何故不正使用されたのか分かりません。

A,カード情報は、カード会社と加盟店と途中に管理する所があり何処で漏えいしているのかはなかなか分からない。ICカードで加盟店もICカード対応してくれる形にしていかないといけない。

 感想

カード情報が漏れていて、売買されているというなんとなくのイメージはあったものの、どこか他人事でしたが、実際被害にあわれている様子を見ると身近に感じられ、きちんと対策を行って、おかないといけないと思いました。

高額な不正使用ならばすぐにおかしいなと気付けますが、小額をジワジワと取られていたらなかなか気付かないかもしれないですね。とても巧妙でビックリ。

ネット上でカード情報が簡単に売買されている現状にも驚きでした。

今回出ていたクレジットカード会社で発見出来た不正使用が昨年一年間で72億と出ていましたが、ほんの氷山の一角でしょうね。 

補償内容の確認等さっそくやっておきたいと思います(╹◡╹)

 

カード通の菊池さんの著書はこちら↓